息をのむ美しさ。完璧なピアノブラック。ボディに光る伝統の KAWAI の文字。鍵盤の映り込みにうっとり。このピアノを手にすれば毎日が優雅な日々に変わること間違いなし! 設置場所の悩みを解消すべく鍵盤数を少なくした省スペース設計。思い切った軽量化で部屋から部屋への持ち運びも楽々OK。宅配便でもお届け可能です。憧れのグランドピアノ、そろそろご自宅に如何でしょうか?
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BLOGやるからには文章力もアップさせないと、と考えたBLOGの書き出しなんだけど、くだらなかったですね。僕の実力はこんなもんです(笑)
おわかりでしょうが、おもちゃのピアノなんだけど、思わずこういうことを書きたくなるような本格的なトイピアノです。
ぱっと見の美しさだけじゃなく、細部にもこだわりが見られます。鍵盤は横一線に整然と並び、鍵盤と鍵盤の隙間なんかもブレがない。精巧に作られてるのがわかります。グランドピアノの足の造形も凝ってる。もちろん蓋の開閉も可能。
アルミのパイプをハンマーで叩くことによって音が出ます。弦とパイプの違いはあるけど、鍵盤を押すことによりハンマーが動いて音がでるってところは本物のピアノと同じ。そう、これアコースティックピアノなんです。鍵盤数は32。大人でもなんとか弾ける鍵盤の幅が確保されてます。
そして何よりもすごいのは音のピッチ。トイピアノは調弦とか出来ないから、製品の作りの精密さが全て。実際に低音から高音まで音を出してみるとわかるけど、ピッチ(音程)がすごく正確です。これはおもちゃの品質じゃないと思う。
さすが河合楽器。YAMAHAに並ぶピアノの名門。本気で作ると、こういうトイピアノが出来るんだね。
さて、良いところ満載のトイピアノなんだけど、これをどういう人が買うのか?
TOY なんで、まずは幼児のおもちゃにって考えると思うけど、定価16,800円もするので、おもちゃとしては贅沢な気がします。もう少し真面目に、子供の音楽教育に利用するか? でも音はパイプを叩く音でピアノとは全然違うし、鍵盤数が少ない割にはサイズも結構大きい。それなら、ちっちゃなキーボードのほうがいいかもしれないです。
このピアノの美しさ、本格さに惚れたお父さんお母さんが、お子さん向けにってことで購入して、自分も楽しんじゃうっていうのが多いのかな。あるいは、トイピアノの音を積極的に自分の音楽に取り入れたい人か。オルゴールの音が好きな人がいるのと同様に、トイピアノの音が好きって人もいるはずですよね。僕も好きです。
と言うことで、憧れのグランドピアノ、そろそろご自宅に如何でしょうか?
音を聞いて考えてみてください(笑)
曲は松田聖子の SWEET MEMRIES です。