僕はやっぱり押尾さんの影響が大きいんですね。Greven、Papooseを手に入れたけど、それでは終わらすに、「黄昏」弾くならGibsonのスモールボディーがいいよな~とか思っちゃうのです。保有ギターのバリエーションから考えても、メイプル、マホときて、サイズの違うミニギターを揃えたので、あとは、これぞっていうローズと、全く性格が違うものとして Gibsonのビンテージがあるといいなってなんとなく思ってました。
実はこれぞっていうローズを既にオーダー中なので(えっ?)、残るはGibsonだったわけです。ギター屋さんに行った時も「もうギター買い過ぎて増やせないんだけど、もしも、もしも買うとしたらGibsonのスモールボディ」なんて話を何度となくしてました。そう、一定の自制心が働いてた、、、はずだったんだけどね。。
2017年11月、この日はLG-1とLG-2の弾き比べをしてました。もし所有ギターがこの一本だけだとしたら、間違いなくLG-2を選びますね。音の汎用性が高いから。逆に言えば、より明確に特徴が出ているのがLG-1。所謂チープな音。ふくよかに響くなんてことはしてくれない素朴な音。でも、なんだろうか、人に寄り添う音なんだろうか、いつまでも弾いていたくなるんですよね。冷静に考えれば、一般的に言う「いい音」の部類じゃないと思うんだけど、これ、魔法ですね。
そしてよからぬことに、LG-1とLG-2の価格を並べると「LG-1って安いじゃん」っていう錯覚に陥ってしまうのです(笑)。 ということでお持ち帰りしてしまいました。
Gibson LG-1、元々は初心者向けの廉価版ギターだと思うんだけど、それ故に逆に今は価値が出ている。ふくよかに響かないほうがいい曲もあるのです。楽器って面白いですね。
- Top:Spruce
- Body:Mahogany
- Neck:Mahogany
- Fingerboard:Rosewood
- Bridge:Rosewood
- Scale:630mm
- Nut Width: 43.0mm
- Year:1956