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実験:iRig Acoustic Stage の音

アコギ用ピックアップ「iRig Acoustic Stage」を使って録音してみました。動画が2本あります。是非イヤホンかヘッドホンで聞いてみてください。

 

iRig Acoustic Stage の紹介BLOG

 

(1)実験その1

アコギの生音録音の定番はコンデンサーマイクですよね。僕はハンディレコーダー ZOOM H4n に内蔵されているコンデンサーマイクを使って録音することが多いです。そこで、iRig Acoustic Stageで録音した音と、ZOOM H4nで録音した音を比較してみました。

 

<実験内容>

①iRig の簡易イコライザー(Natural, Warm, Bright)の比較。

②ZOOM H4n と iRig の比較。バラード系の曲とストローク系の曲を演奏。

③ギターを変えて H4n と iRig を比較。

 

接続は、iRig からのアウトプットを ZOOM H4n にライン入力。H4n の録音モードを 4ch 録音にして、H4n 内臓コンデンサーマイクと、iRig の音を同時録音しました。動画では、それらの音を切り替えて再生しています。

録音時・録音後ともイコライザーやエフェクターは使っていません(動画の最後の演奏を除く)。動画編集する際にボリュームの統一のみ行いました。

尚、ギターにマグネティックピックアップがついてますが、今回の録音では使ってません。

 

動画の最後に iRig で録音した音をエフェクト加工したものを載せました。音の加工は使っているCUBASE(DAWソフト)で行いました。iRig を使って録音したものを僕がYouTubeに載せようと思ったら、この程度の加工はすることになると思います。

 

では聞いてみてください。

 

音はどうでしょうか? 生々しく録音できて、僕は十分満足です。iRig の音は ZOOM H4n で録音した音と比べて少し深みがないようにも思いますが、マイク録音はマイクの向きや距離によっても変わりますから、それも何とも言えませんね。もし低音が足りないことが気になるようならイコライザーで補正すればよいですし。音がクリアに録音できるので、イコライジングやエフェクト加工のベースとして考えてもいいんじゃないかと素人的に思ってます。

 

(2)実験その2

続いて2つ目の実験動画です。

iRig Acoustic Stage の「キャリブレーション機能」と、iRigならではのメリット2点について実験しました。

 

iRig Acoustic Stage とコンデンサーマイクの比較で、音質性能とは別に、iRigならではのメリットが2つあると思っています。

 

一点目はセッティングが楽なこと。

マイク録音の場合、マイクの向きやギターとの距離によって録音される音が大きく変わるので、セッティングに気を使います。一方、iRigはサウンドホールにセットするだけで毎回同じ音質で録音することが出来ます。

それから当然のことですが、iRigなら演奏しながら動けます。

 

二点目は周囲の雑音を拾いにくいこと。

宅録の場合も、家の外の雑音や生活音やらを防音出来ないかと思っている人も多いと思いますが、その悩みもかなり解消されます。

 

<実験内容>

①キャリブレーション機能

②マイクの向きによる音の違い

③雑音の中での録音:ZOOM H4n と iRig の比較

 

 

ちょっとマニアックで面白くなかったかもしれませんね。

 

キャリブレーションについては、こんなもんなのかな?という疑問のまま終わらせてしまいましたが、もしかしたら、やり方間違えたかもしれません。iRig使ってる方など、お気付きのことがあれば、ご指摘頂ければ幸いです。

いずれにしても、プリセットの「Natural」できれいに録音できるので不満はありません。

 

続く雑音の中での録音では、iRigの効果が絶大であることが確認できました。我が家は外の車の騒音が部屋に入ってくるのが悩みでした。特に音量が出ないピッコロギターを使う時や、音数の少ない静かな曲を録音する時は、iRigがかなり重宝するのではないかと思ってます。