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ZOOM A3

 

これ、比較的有名なんじゃないかと思います。ノイズとか音質とかはよくわからないというか、趣味で使うものとしてあまり気にしていないので、機能と価格でこれを選択しました。

 

ピックアップの SKYSONIC Pro1 と ZOOM A3で音作りをしたものが、こちらのBLOGにあるので参考にしてください。

 

★ 実験:SKYSONIC Pro1 × ZOOM A3

 

 

A3の気に入った点は・・・、

 

①これ1台あればOK。サイズが小さくて持ち運びも便利。電池が使えるのも良い。

 

②価格がお手頃。楽天で19,000円強で購入。エフェクターを別に揃えることを考えれば、かなりお手頃価格だなって思います。

 

③リバーブ、ディレイ、コーラスといった基本的なエフェクトが付いていて、リバーブ+コーラスなど、2つまで同時にかけられる。リバーブの種類も豊富。押尾さんの曲で使われているゲートリバーブはついていないけど、設定によって近い音を出すことが出来ます。音質は比較できないんだけど僕は満足してます。

それぞれのエフェクターはパラメータの調整で細かく音作りができる。エフェクターの組み合わせをメモリーできて、メモリーしたものをフットスイッチで順番に読み出すことが出来るので、曲ごとにエフェクトを変更するのに便利。

 

④2系統インプットできる。ピックアップ+マイクで弾き語り、あるいはピックアップ+コンデンサーマイクでギターを録音するっていうような使い方がメインと思います。試しに、マグネ+ピエゾのデュアルピックアップを2系統別々にインプットしてみたら使えました。2つのピックアップのボリューム調整がA3で可能になります。

エフェクトを2種類使った場合、片方のインプットはエフェクトを2つともかける、もう片方には1種類のみかける、といったことも出来ます。ただ、2系統を全く独立で音作りができるわけではないので、基本的にはボリュームのバランス調整ができる機能と考えようと思ってます。

 

⑤Base/Mid/Trebleのイコライザーつまみがある。これ普通なんだけど、A3に関しては、エフェクトは基本的には事前に設定しておかないと使いづらい(例えばリバーブタイムを調整しようと思ったら何操作も必要で、その場ですぐ調整というのは難しい)ので、イコライザーのつまみが外出しされてるのはありがたいのです。

Baseつまみで調整する周波数が60Hzとかなり低音寄りに設定されている(一般的に多いのは100Hz前後)ので、ボディーヒットをバスドラのように聞かせたいアコギ弾きにはいいんじゃないかと思います。

 

⑥アンチフィードバック機能付き。ハウリングしたとき、フットスイッチ押すだけで特定周波数のみカットしてハウリングを抑える機能。結構使えます。

 

⑦ブースト機能付き。フットスイッチを押すとボリュームが上がる。バンドなんかで、バッキングからリードギターに移るときに使うのが普通だと思うけど、ソロギターでも、ストローク系の曲と爪弾き系の曲との音量差を調整するのに便利そうです。

 

⑧チューナー付き。フットスイッチで切替。チューナーモードにしたときに音をミュートするか、そのまま出力するかを選べます。ギターを取り替える際のミュート代わりにも使える。

 

A3は「ボディー鳴りを再現するアコースティック・リモデリング」っていう機能があって、これが売りみたいなんだけど、まだ使いこなせてなくてよくわかりません。ギターのタイプを設定すると、それに応じた音作りをしてくれるっていうもの。

 

 

もうちょっと頑張って欲しかった機能は・・・、

 

①2系統のインプットを別々に調整できる部分がもっと多いといい。特にイコライザーつまみは別々に欲しい。出来ればエフェクトも別々に設定できるとよい。

 

②専用のコンプレッサーつまみが欲しい。エフェクトの中にコンプレッサがあるんだけど、これでエフェクトを1つ使ってしまうのはもったいないのでなかなか使えません。

 

③エフェクトをもう1つ、合計3種類同時にかけられるとよい(②の代替にもなる)。

 

④エフェクトにオーバードライブがあるとよい。邪道だけどエレキっぽく弾きたいときに使える。

 

 

まだ使い始めて間もないので、他にもいい点・悪い点あるかもしれません。もうちょっとと思った点も4つ書きましたけど、無ければ無いで諦められるものなので、ZOOM A3、今のところすごく満足してます。