鍵盤ハーモニカって僕は今まで弾いたこと(吹いたこと)なくて、ずっと子供の音楽教育用と思ってました。それが昨年参加させてもらった 赤坂 B flat での大人の発表会でイメージが一転。エレクトーンの先生が鍵盤ハーモニカを肩からぶら下げて、ステージ上を動き回りながら生徒のサポート演奏をしてたんです。これすごくいい!ってその時思いました。なんて言っても動けるのがカッコいい。
それからしばらくそのことは忘れてたんだけど、年末にふるさと納税でもやってみようかなって思い立っていろいろ見てたら、浜松市の返礼品にこれがあったんです。飛びついちゃいました。さすが「音楽の都」浜松市ですね。
浜松にはヤマハ・河合楽器・ローランド・BOSS、そしてこの鍵盤ハーモニカのメーカーである鈴木楽器があるんですね。そして大好きな上原ひろみさんも浜松出身。ほんと浜松すごいです。音楽好きの僕としては、日本の音楽を育ててきた浜松にこれからもずっと頑張ってもらいたいなって思います。
鈴木楽器の鍵盤ハーモニカは「メロディオン」という名前。それも今回初めて知りました。ヤマハのはピアニカですね。ヤマハのほうが有名なのかな。でも僕が手に入れたメロディオンは只者じゃありません。なんてったって名前に「PRO」ってついてますからね。
たまたま昨日、映画館に中島みゆきさんのフィルムコンサートを見に行ったんだけど、そのライブでまさにこのメロディオンが使われてました。やっぱりこれはプロ仕様なんですね。
まずデザインがカッコいい。色使いもおしゃれ。十分すぎる鍵盤数。ギグバッグも付いてます。このギグバッグが僕のツボで、大きさが手頃だから、この中に荷物入れてカバン代わりにしたい気分(笑)
いろんなスタイルで演奏できるのもいいですね。鍵盤ハーモニカのイメージそのままクラリネットのように縦に構えて弾いてもいいし、ハンドストラップで左手に固定させてラフに持って弾いてもいいし、ストラップで肩からぶらさげてもいい。テクニックある人は両手使って弾いちゃうみたいです。
そして、なんとマイクも内蔵されてるエレアコ仕様なのです。エフェクターで音を加工するのも簡単に出来ます。アコースティックバンドで使うのもいいし、エレキバンドでも使えるってことですね。もちろん生音も十分出ます。アコギとメロディオンの組み合わせなら音量もばっちり合うかなって思います。
ちなみにこの楽器、製品名に「ハモンド」という名前が付いてます。ハモンドオルガンのハモンドですよね。調べてみたら、今は鈴木楽器がハモンドオルガンを作ってるみたいです。鈴木楽器すごい。
僕は鍵盤ハーモニカは初めてなんで、音は他と比べようがないのですが、優しい感じの音がします。ピアノやギターと違って、音を出したあとに音の強弱が変えられるのが新鮮な感覚。弾いてて(吹いてて)すごく楽しいです。
と言うことで早速吹いてみました。
アドリブのセンスがないのは自覚あり。ギターはかなりいい感じ(笑)